【海外の反応】シノワ旬報

政治・経済関連ニュースへの海外反応

2016年05月

【アメリカの反応】中国、アメリカの鉄鋼反ダンピング関税を批判

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中国は、アメリカの中国鋼鉄に対する反ダンピング関税を批判した。
関税そのものは自社の在庫を処分するため不当に低い価格としているという内容だ。

中国商務部は、自動車などに使われる冷延鋼板に対する公表税率の522%は程度を超えており、撤回を要求すると述べた。

中国政府は、膨大な低価格鋼板の輸出についてアメリカとヨーロッパから、自国メーカーや国内雇用を脅かしているという批判に晒されている。

中国政府は鉄鋼、石炭、セメント、アルミニウム、そして太陽光パネルといった供給過剰となった肥大産業を縮小しようと努めている。低価格競争が、メーカーの破綻を招いているからだ。
中国政府の政策は輸出を奨励し、海外生産にシフトさせることだ。4月に国務院が鉄鋼輸出業者に税金還付や銀行融資を行う支援案を承認した。

現行の反ダンピングに対する266%の関税(調査次第で256%まで減)は、効果が出ていなかった。

商務省は“不公正な商慣習”を取り締まる立法担当が、中国企業の保護策に対抗できていないと訴えていたが、詳細は不明だ。

ワシントンは、2015年に五大鉄鋼メーカーからの外国企業の不公正な競争のために何千もの雇用が失われているという訴えに対応した。
メーカーの一つUSスティールは、中国鉄鋼メーカーが談合して価格を固定したり、貿易上の秘密を洩らしたり、ラベルを操作してアメリカでの課税を免れたりしているという訴えを別に行っていた。



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【中国の反応】美的集団、ドイツのロボットメーカーKUKAの買収に292億元の提案を計画

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美的集団(000333)は、KUKAグループの買収案を発表した。
KUKAはドイツのロボットメーカーで、買収には1株あたり115ユーロ、最大40億ユーロ(292億元相当)を提示する意向。

美的集団は、海外子会社のMeccaを通じて、買収案を提示するという。

買収資金は、シンジケートローンと自社ファンドから拠出する。
2015年8月に、初めてKUKAの株式を取得し、グループの持ち株比率は5.4%だった。

今年の2月に、比率を10.2%まで増加させ、KUKA第二位の株主となった。

現在、美的集団の持ち株比率は13.5%。買収提案によって100%の株式取得を目指す。

KUKAは、1898年にジョアン・ジョセフ・ケラーとジェイコブ・クナピッチによってドイツのアウグスブルグで設立された。フランクフルト証券取引所上場。
1株あたりの価格は2.6ユーロ。2015年のグループ売上高は29.6億ユーロ、利益は6.9億ユーロ。



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【アメリカの反応】中国人投資家のアメリカ不動産爆買いは続く

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中国は停滞期かもしれないが、中国人投資家はこれからの10年もアメリカに投資マネーを注ぎ込むだろうというレポートが発表された。

ローゼン・コンサルティンググループとアジア・ソサイエティーの調査結果をみれば、むしろ中国経済の減速こそがアメリカへの投資を加速させた原因かもしれない。レポートでは、アメリカ商業用不動産と居住用不動産に対する中国の直接投資額が2016年から2020年にかけて少なくとも2,180億ドルに達するだろうと見積もった。しかもそこには、新規開発不動産は含まれていない。

中国のアメリカへの対外直接投資(FDI)は、前年の181億ドルから増加し、2015年に223億ドルとなった。
不動産に限定すると、中国人合計で2015年に商業用不動産85億ドル、居住用不動産286億ドルを購入した。2025年には、商業用200億ドル、居住用500億ドルになると試算した。こうした試算を支える根拠は数えればキリがないという。一つにはアメリカの不動産を投資対象とみる中国企業の増加だ。(中国企業には保険会社やディベロッパー、建設会社も含まれている)

一度投資の経験を積めば、次の投資も行いやすくなるという理論も働くのだという。また良好な米中関係も無視できない。米中のジョイントベンチャーや人的・資本的関係のある会社の急増が取引を加速させるだろうとレポートは指摘した。

中国経済の不確実性は多くの人々が予想していることだが、実はこのことこそ、海外不動産の目先の爆買いをもたらしているのだという。人民元が安くなる前に資本を逃避させる手段なのだ。それとは別に、中国の資本規制の強化がここ6ヵ月から2年の対外投資を緩める恐れはあるが、アメリカ不動産のような海外資産への投資拡大の流れは長期的に止めることができないだろうという。

中国人投資家のアメリカへの投資で最近もっとも話題になった例は、アンバン・グループ(安邦保険集団)によるスターウッドホテルの140億ドルでの買収提案だろう。入札の競争相手であったマリオットホテルの提案額を上回ったところで、突然“市場環境”を理由に入札を降りてしまった。

しかしアンバン・グループはすでにアメリカ不動産の大所有者だ。年初には、ブラックストーンからストラテジック・ホテル&リゾートを65億ドルで買収することに合意しており、昨年はニューヨークのウォルドーフ・アストリアを19.5億ドルで買収済みだ。



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【アメリカの反応】米アップルのティム・クックが中国に降り立つ…親密ぶりをアピール

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アップルのCEO、ティム・クックが、中国でもっとも勢いのあるアプリ開発会社らと面談した。また、北京に着いて、有名なショッピングエリアである王府井のアップルストアへ向かうのに、滴滴出行の配車を利用するなど同社との親密ぶりをアピールした。

アップルは、5月13日に滴滴出行に10億ドル出資すると発表した。同社は、アメリカのウーバーに似た配車アプリサービスを提供している。

アップルストアで、クック氏は滴滴出行のジーン・ルイ(リウ・チン)総裁が開いたセミナーに出席した。そこには、中国トップクラスのアプリ会社の創業者やCEOがいた。中国版グルーポンの美団、写真編集のMeituPic、ニュース配信のTouTiao.com、料理レシピアプリのDayDayCook、ゲーム開発のTap4Funなどだ。
クック氏は中国のアプリ開発者たちのイノベーションは、アップルの“スピリット”に適うと発言したと、地元紙が報じた。
また、中国のデジタル市場を発展させるために中国政府の役割は重要で、アップルもできる限り協力するとの発言も紹介した。

セミナー終了後、クック氏は自分とリウ総裁が写った2つの画像をウェイボーの公式アカウントに投稿し、「今朝は王府井のアップルストアまで、タクシーに乗って楽しかったよ。ありがとう、ジーン・ルイ、そして滴滴出行!」と書いた。

それからリウ女史の方も公式発表で滴滴出行の歴史を改めて紹介した。
2つの配車アプリ、滴滴と快的が合併し、4月に滴滴出行として再スタートした。中国語で「プップー(クラクション音)通勤」という意味だ。アップルのアプリに初めて登場したのは2012年。
「現在、私たちは8つのプロダクト・ラインで3億人以上にサービスを提供しています。日時で1千1百万人が私たちのプラットフォームで取引をしているのです。」とリウ女史は言う。
「じきにアップルとのコラボは新しいステージに入ります。私たちには共通の思いがたくさんあるのです。アップルとアップルストアは、単なるIT業界のロールモデルにとどまりません。イノベーションを刺激する草の根のプラットフォームでもあります。ここで夢がカタチになるのです。」

アップルからは公式に確認を取れていないが、クック氏は、政府高官にトップセールスするため中国を訪問したとみられている。海外最大のマーケットでしばらく苦戦続きだからだ。ロイターは、近く会談するだろうと6日には伝えている。

4月の第2四半期決算発表会で、アップルは四半期の売上が13年で初めて減収となり、中国本土でのスマートフォン売上が前年同期26%減となったことを明らかにした。同じ月、中国当局はiTunesとiBookへのアクセスを禁止にした。

さらに、投資家のカール・アイカーン氏は、アップル株を手放したと言い、アップルに打撃を与えた。彼は「アップルは偉大な会社で、クック氏もすばらしい仕事をしているが、中国リスクを心配している」と指摘した。
「クック氏は、中国側の姿勢をほとんど問題視していない。まあ多少はしているのかもしれないが。」とアイカーン氏は言う。そして「中国政府はもっと介入を強め、アップルが販売することを難しくするだろう。アップルは、本当は中国に頼らずとも、うまくやれるはずだ」と付け加えた。

5月には中国企業との“iPhone”の名称使用を巡る商標権争いで敗訴した。

第2四半期の決算発表会で、クック氏は中国経済が減速しているという懸念は大げさだと発言し、中国経済の見通しは明るいという考えを示した。
そして先週、配車アプリサービスを提供する中国版ウーバーの滴滴出行に10億ドル出資することで、中国経済に対する強気の姿勢をさらに深めた。



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【アメリカの反応】中国に3週間いたら、シリコンバレーのライバルは北京だけだということが分かった件

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私は、2014年にショップキックというスタートアップをSKプラネットに売却し、CEOの職を明け渡した後、妻エンジェルと1歳と3歳の息子とともに北京、深圳そして香港に3週間滞在した。中国のスタートアップ市場と起業家、そしてVC(ベンチャーキャピタル)をもっと知りたかったからだ。

中国を訪れたのは久しぶりで、前に来たのは12年前だった。私は、何があるんだろうとワクワクしながら、多くのスタートアップをたずねた。200億ドルの企業価値をもつレートステージから、プレシードステージまでさまざまだ。VC、起業家、すばらしいエンジェル投資家にもたくさん会った。

私は最初、すでに圧倒的に高い位置にいるレートステージのスタートアップと投資家から会うことにした。朝食をとりながら、美団(Meituan)のファウンダー、シン・ワンとミーティングを行った。彼の会社は、200億ドルの企業価値をもつとされている。それから、シリーズBやAラウンド、たとえばVIPkid、700bikeのようなスタートアップ、MatrixやBleRunのようなVCをたずねた。

そして、シードステージだ。私は、高密度エネルギーを備えた新たな自動車の電気エンジンを開発中の航空力学の博士と会った。彼は、北京の地下駐車場でデモンストレーションを行ってくれた。深圳のHAXというハードウェアのインキュベーターやZhenFundというVCにも会った。

非常に刺激を受けた私は、もっともっとアーリーなステージまで見に行くことに決めた。すべてのルーツとなるからだ。そこで、アイデアの卵を見つけるため、ガレージ・カフェやトップレベルの清華大学の研究ラボ、起業家向けデジタルマーケティングプラグラムに出向いてみた。会場に着くと、ピーター・シエル氏が、偶然にも“ゼロからイチにする”という講義を行っていた。

中国滞在が終わりに近づき、私はシリコンバレーが中国から何を学ぶことができるか考え始めたので、ここに紹介する。

1.今後10年は北京がシリコンバレーの唯一のライバル


北京は単にスタートアップが活躍できる良い実験場ではなく、数年以内に本当におもしろい場所になる。今でもとても大きな市場だ。スタートアップはごく短期間で大きなマーケットを得られる。なぜなら、国内には13億人の人々がいるから。これはアメリカとヨーロッパの4倍だ。この13億人のシェアを伸ばすことこそがターゲットだ。
アメリカは1億9千万人がスマートフォンを持っている。中国は、今や5億3千万人だ。3年後には7億人になっているだろう。

しかし、市場が大きいだけがスタートアップのハブになれる理由ではない。市場規模と消費者の動きの組み合わせが重要だ。消費者は新しいサービスへの適応が速い。そして、起業家の情熱と成功欲の組み合わせも。

北京は、あらゆるもののメインハブだ。起業家、精華大学と北京大学という二つのトップ大学のエンジニア、そしてVCの投資マネー。市場規模、スピード、情熱、資金、才能がここにはある。私はあの町を歩きながら、北京こそが、今後10年でシリコンバレーの唯一のライバルになると考えた。

もちろん、他にも候補はいる。たとえばベルリン。だが、市場規模が違いすぎる。(インドだけは競争相手になる可能性があるが)シリコンバレーにとっても、真のライバルがいることは良いことだ。次のステージに進化するための刺激を与えてくれる。北京とシリコンバレー、スピードはどちらが上か?モノマネかイノベーションか?起業家の情熱は?

2.我々はシリコンバレーのスピードが速いことに自信を持っているが、中国のスタートアップの方が速い


北京では、同種のスタートアップ同士の競争が激しいという話はよく耳にするし、とても道徳的ではないやり方で勝ちにいくこともある。

激しい競争は実際、起業家同士の争いだ。主に消費者のサービス利用率を巡って。新たしいモバイルアプリは、アメリカより速いスピードで大勢に広まり、一夜にして社会現象となることもある。新しいサービスの改善は、多くの消費者にとって関心事である。なぜなら、スマートフォンの登場で、たくさんの人々がオンラインに繋がっているからだ。

スタートアップが大きくなるのにアメリカが5年~8年に対し、中国では3年~5年だ。したがって、優れたアイデアをもつ起業家は、できるだけ短期間でライバルを打ちのめすためにかけずり回るのだ。
ワークライフバランスという言葉は中国のスタートアップには存在しない。

ミーティングは何時であっても行われる。本当だ。すばらしいスマートフォンメーカーで、450億ドルと中国でもっとも価値があるスタートアップといわれるシャオミ、それを世界的に拡大させたヒューゴ・バーラと私は北京でミーティングを行った。夜の11時に約束していたが、別のミーティングで遅れるということで、結局始まったのは真夜中だった。(ヒューゴは、その後6時30分のフライトに乗った)

中国のスタートアップのワークカルチャーは、9・9・6といわれる。従業員は、朝の9時から夜の9時まで、週に6日間働く。シリコンバレーにそんな労働時間を導入できるか?考えてみよう。ファウンダーや役員になると、9・11・6.5だ。効率的で有用だとは思えないが(いつも疲れていて、子供の顔も分からないリーダーが優れているだろうか?)、それが当たり前なのだ。

プロダクトのローンチ前になると、チームはホテルで缶詰めだ。ただ働いて、寝て、働くだけ。何にも気を取られずに、100%ローンチのことだけに集中する。私は長時間労働が生産性を高めるとは思えなかったが、そのハングリー精神と情熱には驚かされた。

3.中国の起業家は、欧米のスタートアップのマネをしているだけという考えは時代遅れ


もちろん、マネできるものはマネをしている。だが、マネは最大の効果を得るためのきっかけに過ぎない。そもそもマネしただけで成功するようなアイデアはない。なぜなら、消費者の行動もニーズも違うので、国が違えばたいてい失敗するからだ。

中国ではモノマネは始まりであって、終わりではない。

美団を例にあげよう。私は中国最高の起業家、シン・ワン氏と2時間の朝食をとった。彼は、美団というスタートアップを2010年に創業し、6年足らずで、中国最大のECサイトに仕立てた。美団は現在200億ドルの企業価値があるとされ、シャオミに次ぐスタートアップだ。

美団は、中国最大のショッピングサイトであり、最大のオンラインチケット会社であり、最大の食品配送会社だ。

シン氏は、アメリカでグルーポンがキラ星のごとく現れたとき、中国のグルーポンを目指したが、多くのライバルスタートアップに阻まれた。彼は、マーケティングに多額の費用をかける代わりに、早くグルーポンとの差別化を図ることでライバルを打ち負かしたのだ。現在も中間マージンを削減するために小売業者を買収するのではなく、消費者に小売業者で買わせる方針を取っている。美団は、消費者のショッピングをより便利にしたと同時に、地元の小売業者も共に恩恵を受けるようにした。シン氏は今や2億人のアクティブユーザーを抱えている。ああ、それから赤ん坊の男の子もだ。

4.イノベーションの波は中国からやって来る


中国の起業家はだいたい現実主義だ。勝つための最速の方法を探している。モノマネが最大の効果なら、勝負に勝つ最速の方法は、イノベーションだ。

個人用ドローンをみてみよう。ハードウェアはソフトウェアに合わせ、ソフトウェアはデザインに合わせるのが基本だ。典型的なシリコンバレーの勝ち方はそうだろう?中国(深圳)発のDJIは、個人用ドローンの世界シェアのなんと70%を占める。DJIはあくまで前触れであって、この後にも同様の例が続くことだろう。我々は近いうちに目にすることになる。

イノベーションを生み出すことは、マネするよりも息の長い話だ。たとえば、私は北京で航空力学の若き博士号保持者と出会った。彼はこの3年間、何の出資も受けずに6人の小さなチームを率い、自動車とロボットに搭載する13kgの60kw電気エンジンを設計した。普通そのレベルの電気エンジンは58kg以上はするものだ。彼は地下駐車場の車で発明を見せてくれた。

香港に接する深圳は、中国の電子メーカーのメッカだ。私は、ベンジャミン・ジョフェ氏のHAXを訪ねた。ハードウェアのスタートアップアクセラレータだ。入国管理を経て香港から深圳に入ると(同じ中国だが)、違う世界に行くことになる。そこでは、その日中にサプライヤーが部品を届け、電子工場が新品のガジェットを生産してくれる。
HAXで私は試しに9ドルのコンピューターを買ってみた。水圧と砂圧の噴射が通常の機械のほんの何分の一かの費用で正確に金属を加工していた。(そう、たったの9ドルでだ。しかもどんなデバイスにもLinuxとWi-fi、Bluetoothが付いてくる。)
私は、あるスタートアップが乾燥した虫を差し出し、「パイみたいですよ。パイよりも健康ですが。」と言い、それが電子化された昆虫培養工場で作られていると知ったとき、とうとうここまで来たかと思った。彼らは、虫が最新のトレンドだと言った。我々は、思い込みを取っ払わなければいけないのかもしれない。

5.中国のスタートアップが欠けているもの


最近の中国の起業家は、経済的成功(早く金持ちになる)に突き動かされ過ぎている。そうしたモチベーションは、物事が長いこと上手くいかないと続かないものだ。特に、イノベーションが軸となるスタートアップではそうしたことが起こりやすい。しかしこのような姿勢は、次の世代からは少しずつ変わりつつあるように思える。彼らは、中流階級として育っているため、金持ちに早くなることが主な動機にならないのかもしれない。

“お金最優先のマインドセット”とは別に、中国スタートアップに欠けている最大のものは、急速な市場浸透はできるが、高品質のプロダクト開発を行うノウハウがないことだ。つまり、両方を同時にできなければならない。

高度なテクノロジーは進化し続けている。たとえば、北京では興味深い人工知能が開発中だ。だが、シリコンバレーの優位性は、技術と消費者志向のアイデア、デザインの融合にある。

その他の中国スタートアップの欠点といえば、中国国外の市場に早く効率的に参入できる専門家の不在だろう。文化と言葉の壁は置いても、国内市場があまりに大きいということが、なかなか海外市場まで手が回らない原因となっている。そして、ライバルがすぐにマネてしまうのも原因として挙げられる。これは、まさしくアメリカのスタートアップが直面している問題でもある。彼らも中国のスタートアップにすぐにマネされてしまう。
最後に、中国のスタートアップに欠けているもの、それはきれいな空気だ。

6.シリコンバレーは成熟しすぎているし、カッコつけすぎている。


全体として、私は中国の起業家の情熱、スピード、タフさ、フレンドリーさに感銘を受けた。
彼らがあの地で成し遂げようとする途方もないスケールの大きさが、情熱を現実に変えるのだろう。中国から来るイノベーションの波を目にすることになる。中国がマネばかりするというのはもう時代遅れだ。

私は、中国の起業家の見せかけではない、本物の起業家精神が好きだ。シリコンバレーは成熟しすぎて、スタートアップから会員制クラブと化している。丸裸になろう。核心を掴むんだ。どんなことが起ころうと努力し、プロダクトと会社への忠誠を誓うという。

そう、もちろん中国は大きな問題を抱えている。言論の自由、常軌を逸した競争もそうだ。しかし、学ぶべきことが多いという事実は変わらない。

私は、シリコンバレーと故郷のドイツを好きかって?もちろん好きだ。だからこそ、外の世界を見て、新鮮な考えを中に持ち込むのは重要だ。
結局のところサイエンスと起業の組み合わせは、我々の未来のエンジンだ。アメリカに住もうと、ヨーロッパに住もうと、中国に住もうと、どこに住もうとだ。
北京の起業家は、シリコンバレーより偽りのない本物だった。
我々は中国からもっと学ぶことができる。(恐らく、“学び直す”が正しい言葉遣いかもしれないが)
シリコンバレー精神を生かし続けよう。何もないところから、すごいものを生み出すことに集中しよう。それが起業家精神だ。カッコつけすぎず、無駄なものに気を取られるのは止めよう。

シリアック・レーディング



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